
ドライ真空ポンプ
オーバーホール
ドライ真空ポンプを分解して、洗浄、修正、組立、試験を行います。
整備後は、新品と同様の性能にしてお客様に返却します。
オーバーホール作業では、故障原因の調査や部品の修正を行うための高い技術が必要とされ、
どんな状態のポンプでも、新品と同様の性能に復活させます。

受入検査Acceptanvce Inspection

受入状態を記録するために、写真撮影、外観検査を行います。

小物部品取外Parts Removal

配管、電装部品等の小物部品を取り外し、ポンプ本体を分解できるように準備します。

分解Disassembly

ポンプ本体を分解し、内部状況を確認します。

1次洗浄1st Cleaning

ポンプに付着している汚れを除去するために、自動洗浄機、
高圧洗浄機を用いて洗浄します。

修正Wound Removal

部品に付着している錆、汚れを、ショットブラストを用いて除去します。
また、傷が付いている部品は、専用の工具にて除去・修正します。

部品検査Parts Inspection

再組立てを行うために部品の寸法測定や検査を行います。

2次洗浄2nd Cleaning

組立前に、自動洗浄機を用い洗浄を行い、部品のクリーン度を高めます。

単体組立Module Assembly

高い技能をもって0.01mmの寸法を調整しながら、ポンプ本体を組み立てます。

塗装Painting

錆防止のために塗装します。

総合組立Unit Assembly

ポンプ本体と、配管、電装部品を接続します。

出荷試験Performance Check

組立てたポンプが新品同様に正常に動作するか試験を行います。
試験項目:Heリーク試験,漏水試験,騒音試験,振動試験,到達圧力測定等

出荷検査Shipping Check

受入状態と比較し、復旧が適正に行われているか確認します。